survive my life

日々を生き抜く。断酒、断煙等をベースにライフスタイルを追求★

死について

先日、TVで懐かしい映画をやっていて見入った。Stand By Me、原作はスティーヴン・キング(恐怖の四季、秋編、原題The Body)で、ベースには独特のホラーが漂っているように感じる。少年達が様々な家庭環境等のバックグラウンドを抱えながら、死体探しの旅に出て死というものと向き合う。

メインキャストにリヴァー・フェニックスが存在しているのは有名だ。
彼の役どころはとても興味深い。芯が強く少年達のリーダー的な存在であり、ストーリーの後日談として努力をして勉強して弁護士にまでなるが、最後はレストランで喧嘩の仲裁に入った際にナイフでのどを刺されて死んでしまう。(ストーリーの中で死体を見つけた後のエースとの攻防で、ナイフを首に突きつけられたアクションの伏線のようにも見える。)
ストーリーにおいて、成功を掴みとったが殺されてしまうということに思いを馳せていた時にはっとして気づいた。現実は小説よりも~との言葉がありますが、リヴァー・フェニックスは(おそらく映画のキャラクターの死よりも随分若く)23歳で亡くなっている。

俳優として実力があり、ルックスもとても良く、人間関係も豊かな成功者(のように伺える)であった彼が、薬物で道半ばで亡くなる。
人の死はいつどんな形で訪れるものか解らないもの。

どんなに輝いていても、若くして道半ばで亡くなっていく人の存在を思うと、死にたいとか思う時があったとしても『その時』が来るまで待っていてもいいんじゃないか。わざわざ自分で迎えに行くものではないんじゃないか、と考える。

年齢に依らず事故や病気で若くして亡くなっていく人もたくさんいるように、自分の命についても本来自分で制御するべきものではなく、自分で死を選択することは奢り高ぶることなのかもしれない。
霧のように消えていく存在であり、死ぬべきかどうかを思い巡らす間もないほどあっという間に過ぎ去っていくものなのかもしれない。
『その時』が来るまで、生きようとする生態としての本能に従い、一日一日、一瞬一瞬を重ねていきたいと思います。

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